鳴子漆器協同組合(大崎市鳴子)

1.鳴子漆器の特徴

鳴子漆器の特徴は、挽物木地の塗立て技術にあります。
塗りは木目を生かした木地呂塗りやふき漆仕上げ、また、独特の墨流しの技法の竜文塗があり、
しっとりした美しさがあります。
さらに、中塗りを施した後、蒔絵による加飾をする場合もあります。
鳴子漆器は日用生活用品として使い勝手の良さ、丈夫さに人気があります。

2.概要

鳴子漆器協同組合・理事長

鳴子漆器協同組合 理事長 後藤 常夫(後藤漆工房)

鳴子漆器協同組合
理事長 後藤常夫 (後藤漆工房)

プロフィール
◎昭和21年 鳴子町生まれ
◎昭和37年 秋田市の生駒弘・親雄親子両氏に師事
◎昭和42年 帰町して独立。現在は欅材を使用した木地呂塗を得意とし、
鉢・皿・椀、その他広く生活用品を製作。
石目地塗、堆朱、梨子地塗、牡丹絞塗などの作品も製作している。

 

 

 

 

 

03マップ〒989-6822 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷122-2(後藤漆工房内)
TEL0229-83-3628 FAX0229-82-2204

 

 

 

 

 

 

鳴子漆器2

木製漆塗汁椀

3.理事長メッセージ

380年前にスタートした鳴子漆器には時代を超越して伝わる魅力があります。
旅館ホテルなども含め、地域での連携が必要ですね。

鳴子漆器の起源は380年前。天下泰平の世の中で戦がなくなり、
伊達の殿様が下級武士たちの内職のためにと奨励したのが始まりと言われています。

現在、鳴子漆器をつくっている工人は7〜8人です。その中には木地屋さんも2軒あります。

一人前になるには10年以上かかります。私も父からの勧めで17歳から始めました。

鳴子漆器はおもに仙台や東京のデパートや催事場、展示会などに出展していますが、
その中で、鳴子漆器の素晴らしさをたえず伝えていくことが大事だと感じています。
実際に製品を見た方からは「美しい」と賞賛されます。数十万円もする商品を、
その場で買っていかれる方もいらっしゃいます。

また鳴子漆器に惚れ込んで、自主的にホームページを作ってくれた方もいます。
鳴子漆器には、人を魅了するチカラがあることを、改めて感じます。

鳴子は温泉の町。たくさんの観光客が全国から訪れます。
おいでの際は「鳴子漆器」をぜひ直接ご覧ください。