雄勝硯生産販売協同組合(石巻市雄勝町)

1.雄勝石の特徴

600年の伝統と技が生きる雄勝硯は、我が国が誇る伝統的工芸品の一つとして
昭和60年5月に通商産業大臣より国の伝統的工芸品の指定を受けました。

黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れ、
その特性は純黒色で圧縮・曲げに強く吸水率が低く、
化学作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。

また石肌の自然模様はいつまでも見飽きることのない優雅さがあり、
柔らかな黒髪を思わせる女性美を持っています。

 


2.概要

雄勝硯生産販売協同組合
理事長 澤村 文雄
02マップ〒986-1334 宮城県石巻市雄勝町雄勝伊勢畑84-1
TEL&FAX 0225-57-2632
http://www.ogatsu-suzuri.jp/

 

 

 

 

3.メッセージ

石肌の自然模様の優雅さ。
柔らかな黒髪を思わせる女性美を持つ雄勝石の魅力

雄勝硯は何と言っても薄く割れる石が特徴です。
東京駅の瓦にも使われている「雄勝スレート」と呼ばれる石がそれです。
これを活かし「共蓋の硯蓋」の部分をつくり、残った部分を本体として削っていきます。
これは他所の産地ではできない、雄勝硯の特徴となっています。
蓋をすることで墨を乾きにくくする役割もあり、絵手紙などをかく女性に人気があります。

雄勝は日本の硯の90%を生産していました。
日本全体では硯用の石も採れなくなって、
雄勝から送っていた所もあったのですが、震災以降はそれも対応できていません。

墨を磨る墨道と呼ばれる部分を平らに仕上げるのが、何といっても難しい部分です。
かなり力も必要で、パワーと精緻さの両方を併せ持つことが要求され、
職人さんが身体で覚え込んでいきます。
ベテランの方々から技術を学びながら習得していきます。

ライフスタイルの変化から、硯を使う機会は激減していますので、
一般家庭やホテル・レストランなどでも使ってもらえる皿など、
雄勝の石を使った食器等が新しいブームをつくりつつあります。

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天然石硯

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雄勝石の食器