津山木工芸品事業協同組合

登米市(津山町)

宮城県の北東部に位置する登米市津山町は、面積の82%が山林で、そのうち77%が人工林で占められており、その92%を植林した杉が占める典型的な山林の町です。

地場資源としての杉材の有効利用を図ることが町の重点施策のひとつであり、それが「木工芸の里」づくり構想への展開につながりました。

昭和54年に木工加工研修施設を建設し、東北工業大学の支援を受け、木工芸の担い手の育成や津山杉を利用した矢羽集成材を開発しました。研修で技術を修得した者によって昭和57年に津山木工芸品事業協同組合を設立し、「クラフトショップもくもくハウス」を流通拠点として本格的な製作活動を開始、山村と都市を結び付ける交流拠点としての「道の駅・津山もくもくランド」の誕生へとつながりました。

2019年の東日本台風(19号)では、多くの施設が床上1m浸水し、甚大な被害を受け、現在は仮店舗で営業を行っております。東日本大震災や台風19号の被害により多くの方々のご支援をいただきました。心から感謝申し上げます。

これからも、地域の発展のため、地域の資源を活用したものづくりを続けて行きたいと考えております。

登米市(津山町)
津山木工芸品事業協同組合 津山木工芸品事業協同組合 津山木工芸品事業協同組合 津山木工芸品事業協同組合

津山木工芸品事業協同組合の主な歩み

1979年(S54)
津山町木工加工研修施設開所(研修生35名)
1981年(S56)
木材工芸品等加工施設(木工センター)開業
津山町工芸コミュニティ調査事業実施「何でもできる町づくり」
1982年(S57)
クラフトショップ「もくもくハウス」オープン
津山木工芸品事業協同組合設立(組合員12名)
杉矢羽集成材開発(東北工業大学支援)
1983年(S58)
矢羽集成材組合員に供給開始
1984年(S59)
「第1回津山くらしのクラフト展」開催(仙台市 五つ橋館)
1987年(S62)
もくもくランド完成
1990年(H2)
「木工芸の里づくりによる山村振興」により津山町長 佐々木一郎氏
河北文化賞受賞
皇太子殿下もくもくランド行啓
「津山10年のあゆみ展」開催(ams西武仙台店)
1994年(H6)
道の駅(宮城県で2番目)に認定
1996年(H8)
玩具開発事業デザインの見直し
2001年(H13)
アカマツ材の家具開発 デザインワークショップ事業
2003年(H15)
小学校木の机と椅子製作
2004年(H16)
木製自転車 つやま幼稚園備品製作
2007年(H19)
三陸道桃生津山インター開通
2010年(H22)
高齢者・キッズ向け商品開発(SD学科)
2011年(H23)
東日本大震災
アンテナショップもくもくハウス仙台店オープン
2013年(H25)~2016年(H28)
グッドデザイン賞受賞:『木製長手皿7枚組』・『梅すき・椎茸グルメ』・『BON』
ウッドデザイン賞受賞:『BON』・『NANA・こだわりの7つ道具を仕舞う箱』
2017年(H29)
もくもくハウス仙台店事業終了(3月)
2019年(R1)
台風19号により甚大な被害 仮店舗で営業

お問い合わせ

クラフトショップもくもくハウス
〒986-0402 登米市津山町横山字細屋26番地1
TEL. 0225-69-2341 FAX. 0225-69-2171
URL. http://moku2.biz/
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